360度評価は感謝状というフィードバックではないかという思い
クラスメソッドでは360度評価(利用しているサービスは「360度フィードバックサービス」)が行われています。
これは自分が評価してもらいたいという人にオファーをだして、クラスメソッドリーダーシッププリンシプルを元にその人がどうだったかを返答するものです。達成具合を数字で、そして理由とフィードバックの2つを文章で送るという仕組みです。取り組みという面での記事もありますので、よかったらこちらもご参考までに。 ・実践的360度評価導入マニュアル
フィードバックの届け方は目にする順番(プロセス)も大事
まずは利用の仕方というのもあるのでしょうけど、数値って難しいですよね。相手は評価してもらいたい人からの数値をどう受け取るんだろう…と。最低が1で最高が5。最初に数値を入れるから、相手も数値から見るのだろうなぁと思いながら、評価を「読む(目にする)」というのにもプロセスがあるので、サプライズパーティーを企画するように、読ませる順番も設定できると面白いのにと思いながら。私だったら数字はテキスト読んだ後に表示されるようにして、ドラムロール鳴らしてからの「いろいろ書きましたが、じゃーーん、5です!」くらいな感じでお届けしたい(笑)
少しだけ真面目な話をすると「フィードバックの仕方」の本もいろいろあると思いますけど、「フィードバックの受け取り方」も結構大事なので、両方習うとよりいい感じにできるかもしませんね。「実践的360度評価導入マニュアル」でも佐々木さんが書かれていますが、まさに導入の仕方が大事ですね。
フィードバックは相手との関係性を育むものでもある
さてさていろいろ仕組みに思うところもありながら、結局のところ、自分にとっての360度評価は、まずは評価をお願いされたことへの感謝でしかないのです。感謝としながらその上で、評価内容は一緒に過ごした時間をふりかえり、助かったこと、よかったことを書きました。まるで映画のワンシーンのようにふりかえる感覚。これはもうラブレターというか感謝状というかというもので「ありがとうございます。」で締めたくなります。
そしてフィードバックは評価している自分と相手との関係性で書き上げる感じで、ある意味二人だけのワーキングアグリーメントであり、お互いの今後の仕事の仕方を夢見る感じでお互いの成長した姿を思い描いて「こんな風になりたいね」と思って自分の考えを届ける機会にもなっていると思いました。キャリアの話にもなったりしますので、私のキャリア観みたいにもなった感じです。あなたはどんなスタイルでどういう働き方を選んで行きますか?的な。そして「今後ともヨロシク」で、一緒に楽しんで仕事していきましょう!と書いている本人が思えたらいいなぁと。
相手との向き合い方を知る
今回2回目の「少しだけ真面目な話」を書くと、こういう時にもコーチングというかファシリテーションというか、「相手」と向き合うこととについてと、相手と自分の関係性で言葉を紡ぐ感じが自分には合っているなぁと。って、ここまで書いて実際には相手だけではなくてその部の上長や、他のメンバーも見る可能性もあるから、あー、これは恥ずかしいことになりそうだと赤面しているのでした。(^^;